20代社会人、何故勉強をするのか?まつもとゆきひろさんの講演を聴いて考えたこと
更新サボっていた間に、プログラミングスクール卒業して転職してポンコツエンジニアになってた。勉強不足とコミュ力のなさとミスの多さで落ち込んで食欲が止まらない。あと毎日8時間くらい寝ちゃう。要するに元気。
まつもとゆきひろさん特別公演「20代エンジニアのためのプログラマー勉強法」(サポーターズColab主催)に行ってきました。
目黒川沿いの会場付近は花見客でごった返し。桜満開の土曜日昼間だというのに講演聴きに来るなんて「偉いね君!」と褒め合いたくなったが知ってる人誰もいない。
晴れた土曜日5回分の価値はあるであろう、素敵なお話を聴けたので、自分が考えたことと共に残しておく。
プログラミングの具体的な勉強法の話はなくて、「20代の勉強法(何故、何を、いつ、どこで、どのように)」というテーマだった。以下、メモと薄まりゆく記憶を頼りに要点をまとめる。
- 20代の人が何故勉強するのか
・大きな成果になる可能性が高いから。体力、発想の柔軟性という観点では「若い」というだけでアドバンテージ。そのアドバンテージを生かして勉強をすることで将来的に価値ある成果に繋がる。まつもとさんがRuby作り始めたのも27歳。
・社会的地位が低い分、戦略的に生きる必要があるから。働く上で、辛い状況に追い込まれることがあるかもしれない。自衛のためにも戦略のもと勉強をしよう。 - 何を学ぶのか
・得意なこと、好きなことを勉強しよう。苦手克服よりも、早く上達するし、モチベーションアップにも繋がる。
・差別化できることを勉強しよう。人と異なる専門領域を持っていれば、大きな成果に繋がるかも。
・具体的に何を勉強するべきか?は誰も教えてくれない。自分についてのインベントリ(棚卸し)を頻繁に行って、「自分は何が好きか」「自分の性質は」「妥協点は」などを振り返ろう。自分で学ぶことを決めよう。 - いつ学ぶのか
・暇を撲滅しよう。睡眠時間やプライベートは絶対に犠牲にしないこと。生産性を高めて仕事を早く終わらせて余った時間で(こっそり)勉強しよう。
・優先順位をつけよう。勉強を意識的に優先して、それ以外で削れる時間はないか工夫しよう。チェックするニュースサイトを集約化するとか。 - どこで学ぶのか
・周囲からの評価を得られる環境。自分が勉強することを、周囲の人が評価・尊重してくれることでモチベーションアップにつながり、それが成果に結びつく。それが周囲に評価され・・・というループがある環境。
・勉強することを尊重してくれない、邪魔して来る人がいたら、そこから逃げても良い。他人や組織のあり方を変えることは大変だから。すたこら逃げて良い環境に行こう。 - どのように学ぶのか
・記憶力より検索力。概要を把握しておいて、「どのように調べたら良いか」が分かっていれば良い。知のインデックスを貼ろう。
・アウトプットをして差別化しよう。インプットは誰でもやる勉強法だが、アウトプットの心理的ハードルが高い。クオリティはひとまず棚上げしても、自分の考えや学びを表現する訓練をしよう。
講演を聴いて、最近は状況に流されるままに勉強をしていたなあ〜と反省した。
「勉強しないと仕事やばい!全然わからん!」という期間があるのは仕方ないけど、長期的な視野で「なぜ自分はプログラミングを勉強しているのか」をはっきりさせておかないと、いつかきっと勉強しなくなるな・・・
現時点のインベントリをしておこうと思う。
譲れないこと:東京周辺で働くこと。人の役に立つモノづくりに関わること。
得意なこと:ない。笑
好きなこと:コツコツ勉強すること
理想の状態:専門性が高く、思い立った時にすぐに希望の会社に転職できる
プログラミング、楽しいけど得意じゃないんですね。じゃあ勉強すべきじゃないか。否。「楽しい×コツコツ=得意」というわけわからん式が成り立つことを信じているので、やはりプログラミングを勉強し続けようと思う。
もうちょっとブログ頑張ろう・・・C#のお勉強中なのでその進捗がてら・・・